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5月の星空
いよいよ待ちに待った金環日食が5月21日の朝、日本列島で見られます。金環日食帯を外れた地方でも、
太陽が大きく欠けますので、この日は日本全体が日食の話題で一色となることでしょう。5月の宵の頭上で
目に付くのは、何といっても北斗七星の弓なりにそりかえった柄のカーブをそのまま南に延長してたどる
「春の大曲線」です。オレンジ色のうしかい座の1等星アルクトールスの輝きと白色のおとめ座の1等星
スピカの輝きは、春の夜空の風物詩といっていいものですが、この春はいつもの年とは少し違って見えます。
スピカのすぐ北に0等星の土星がいて、春の大曲線が少し変形したようなイメージで見えているからです。
それにもう一つ、しし座に赤い火星がいますので、これらの惑星を加えて、いつもの春の夜空と違う妙なに
ぎやかさを感じます。春の夜空は気流も落ち着いてきているので、望遠鏡では、輪の開いてきている土星と
火星の表面の様子にもじっくり注目して見るとよいでしょう。
5月の主な天文現象等
5日(土) かくだ宇宙っ子まつり
5日(土) 立夏
6日(日) 満月
6日(日) みずがめ座イータ流星群が極大
7日(月) 角田駅前星空観察会
13日(日) 下弦
21日(月) 新月
21日(月) 部分日食(角田:食分0.93)
21日(月) 小満
29日(火) 上弦
5月の惑星の見え方
水星:太陽に近く見えない、明るさ0.0等星
金星:夕方西天で宵の明星として人目を引いている、明るさ−4.5等星
火星:宵の南の空で赤く輝く、明るさ0.2等星
木星:太陽に近く見えない、明るさー2.0等星
土星:おとめ座のスピカと並んで見える、明るさ0.3等星
天王星:太陽に近く見えない、明るさ5.9等星
海王星:みずがめ座にいて明け方の南の空に見える、明るさ7.9等星
【阿武隈天文同好会】
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